さようなら 5DmarkII!

Canon EOS 5D Mark II

長年愛用してきたキヤノン EOS 5D mark II を手放しました。
2008年12月に購入して以来、2018年3月に手放すまで9年に渡って私用に仕事用にたいへん活躍してくれました。いいカメラでした。外観デザインはシンプルで洗練されていて、操作性もよく、シャッターを切ったときの感触も自分に合っていて好きでした。「パタン」というシャッター音(おもにミラーの上下する音)は、音が大きめですが、心地のよいものでした。
5DII以前はAPS-Cサイズの20Dを使っていたのですが、買った当初はまず5DIIの液晶モニターの見え方の美しさに感激したものです。画質は解像感がよいのはもちろん、とくに色味がよいと感じました。以降、本格的な撮影のときは5DIIにまかせました。レンズも用途にあわせていろいろ増やしていきました。ピクチャースタイルはほとんど「忠実設定」でシャープネスや彩度を調整して自分好みに仕上がってくれました。ライブビューでの撮影もやりやすかったです。キヤノンのカメラは現像用ソフトウェア等の付属のソフトウェアもよくできていて、同時期のニコン機などに比べると操作性は格段に上と感じました(慣れと愛着もあるかもしれません)。とにかく総合的にとても使いやすくて優秀なカメラでした。
そうして愛用した5DIIも、新しい機種と比べると連写性能と超高感度の画質に不足を感じるところがあって、ここ数年は旅行や日常の撮影には使わず、ほぼ室内での静物撮影専用として使っていました。5000万画素の機種が存在している今では、もう少し解像度が欲しいなと思うようにもなってきました。
新しい機種を手に入れて現役を退いたとしても、ずっと手元にとっておくという選択肢もあったのですが、下取りとして資金になるので手放すことにしました。
今は少しさびしい気がしてます。とっておいてもよかったかなあ。
さようなら、そして、ありがとう 5D mark II!