【2009年6月】
祖母の形見となったカメラです。1970年代後半から80年代に祖母はよく近所のお年寄りグループと旅行に行き、このPen EE-3で写真を撮ってきていました。 中学生の時だったと思いますが、祖母に借りて初めて写真を撮りました。 35mm判とハーフ判の違いも知らなかった当時、いつまでたってもフィルムが終わる気配がないので、どうなっているんだろうと不思議に思ったのをおぼえています。
祖母の形見となったカメラです。1970年代後半から80年代に祖母はよく近所のお年寄りグループと旅行に行き、このPen EE-3で写真を撮ってきていました。 中学生の時だったと思いますが、祖母に借りて初めて写真を撮りました。 35mm判とハーフ判の違いも知らなかった当時、いつまでたってもフィルムが終わる気配がないので、どうなっているんだろうと不思議に思ったのをおぼえています。
後年実家に帰った際に祖母にこのカメラのことをたずねて取り出してもらいました。近頃使っていなかったのか生彩を欠いていたので、ちょっと掃除をしました。そのご褒美というわけで祖母より譲り受けることになりました。「そんなにきれいに磨かれたらあげないわけにいかないね」。
あらためて見直してみるとあちこちはげていたり、上下のカバーが歪んでいたりしています。でも使用上の問題はなく、シャープに良く写ります。ピント固定であるのが潔いと思います。ピント位置はこのEE-3のは4m位だと感じています。
裏蓋の遮光用のモルトプレンがぼろぼろになっていたので、最初は黒い毛糸を溝に適当に詰めて使ってみました。すると毛糸のケバが写り込んだりしたので、ちゃんとモルトプレンに張り替えてみました。ねじれたりしてきれいには貼れなかったのだけれど、まあ良しとしています。
今年(2009年)の5月の連休に、以前からあったレンズのカビが気になったので、カメラ店に持って行ってクリーニングを依頼しました。ファインダーのほこりもついでに掃除してもらうことにしました。修理費は6,000円。安いものです。これからも大事にして使っていきたいと思います。
Olympus PEN EE-3: D. Zuiko 28mm F3.5, EPP, 2008.2 |
Olympus PEN EE-3: D. Zuiko 28mm F3.5, RAIII, 2008.10 |