ニコンZ7、Z6が世に出た時、ボディーのヘッド部(Nikonのロゴが描かれているところ、一眼レフでいうペンタ部)のデザインに非常に違和感を感じてしまい、後継機がでてきたりしてもこれらZシリーズには興味をひかれないでいました。
もちろんフルサイズのミラーレス機にはずっと興味があったのですが、ソニーのアルファシリーズには魅力を感じず、キヤノンのRシリーズは質感が今ひとつに思えて、踏み込めないまま過ごしていました。
そんななか、ニコンのZ9が登場し、重量も含めたさすがの存在感と性能の高さに衝撃を受けました。値段もすごいですし。ヘッド部のデザインが変わり、違和感のない感じになったのもポイント高いです。さらにZ8が出て、高性能で質感も高い、良くできたカメラだなあ、これは欲しい、ニコンのカメラずいぶん頑張っているなと思いました。
一方でAPS-C機のニコンZfc はずっと気になっていました。その兄貴分のフルサイズのZfが出てきたのも加わって、ニコンのZシリーズに対する関心は爆上がりになっていきました。
あらためて店頭でZシリーズの機器に関心をもって触れていると、Z7IIやZ6IIのとなりに並んでいるZ5の存在にふと気づきました。このZ5も、ボディの質感はいいし、シャッター感覚も悪くない、操作感も悪くない、と思いました。また、以前は気になったヘッド部のデザインも、さほど気にならなくなってきました。それに、値段がお手頃ではないですか。
というわけで、初めて所有するフルサイズミラーレス機はZ5となったのでした。
しかし、このZ5をまだほとんど使っていないうちに、世の中は進み、後継のZ5IIが発売されました。少し悔しい気もしますが、Z5で良しとしたいと思います。5IIの方がいろいろ性能が良くなっている点はしょうがないです。値段が時勢によってかだいぶ高くなったのは逆の意味でしょうがないでしょう(Z5の販売も継続されているので、Z5のお得感がありますね)。液晶モニターがティルト式からバリアングルに変わりましたが、自分の用途ではティルト式の方が便利です。ヘッド部のデザインについては、昔の方が可愛らしく思えてきて、むしろこっちの方が良いとさえ思えるようになってきました。シンプルで、何かこぢんまりして愛着のわくカメラなんですよね。