前に作ったハーフサイズカメラのレンズの焦点距離換算表を改訂しました。
値の求め方については、前回記事を参照してください。
オリンパス機(OM機)のように、他のカメラも横3:縦4の縦長アスペクトを撮影メニューに用意してくれればよいのにとずっと思っているのですが、それを待たなくても、とりあえずの策をいまさらながらに思いつきました。
カメラの背面モニターに3:4になるよう自前のマスクを付けて撮影し、撮影画像を3:4にトリミングするという手です。いままでそれに考えが及ばなかったのは盲点でした。ひょっとして邪道でしょうか。ファインダー撮影はこの際あきらめます。マスクをどう作るかは検討課題ですが、3:4にトリミングするのはパソコンで現像ソフトで簡単にできます。この手でいけば、なんでかんで、どんなカメラでも普通に構えて縦長3:4の絵を得ることができます。横3:縦2の比率のセンサーの場合(横4:縦3のマイクロフォーサーズ機などを除く多くのカメラが採用)、センサーのフルフレーム対して、面積的にハーフサイズ(ハーフフレーム)ということなります。フィルムカメラのハーフサイズがまさにそうであるように。
どんなカメラでも、実はハーフサイズカメラのように撮れるということですね。これはすごいことです。世界が大きく広がった気がします。
現像ソフトでのトリミングの作業については、NX Studio や DPP ではトリミングの位置調整に工夫が必要そうですが、OM Workspaceでは、カスタムで設定した3:4を選択すれば、一発でセンター合わせで3:4のトリミングができます。
というわけで、今回、この手法を使うとして、どの機種のどんなレンズの組み合わせが良いのか検討したくなったので、表の下の方に各カメラの3:4トリミング時のものを追加した次第です。
まずは、対角線長および換算係数の値の表
ハーフサイズカメラに付いているレンズは、25mm、28mm、30mm、32mmが主流なので、当然その焦点距離辺りに相当するレンズが検討対象になります。ただ、TG-7の3:4アスペクト撮影でズームレンズの面白さ、とくに望遠系の画角の面白さも実感したので、コンパクトなズームや少し長めのものも候補にしました。
35mmフルで、25mm、28mmのレンズはいろいろあるのですが、28mmの次は35mmとなって、30mmとか32mmってないんですよね。APS-Cでは、18mmと23mmの間に、20mmや21mmの選択肢がありますね。
具体的には、フルサイズのニコンZf等では、さすがにボディーにコンパクト感がありませんが、レンズはZ 26mm F2.8、Z 28mm F2.8など良さげなのがあります。APS-CのZfcは、ボディは比較的コンパクトだし、ズームのZ 16-50mmと合わせたものが普通に使い勝手がよいかも。
フジのXシリーズはボディーが魅力的なので有力候補です。レンズは、Xマウント Color Skopar 18mm F2.8、フジノンXF18mm F2、VMマウント Color Skopar 21mm F4あたりでどうでしょう。VMマウント Color Skopar 25mm F4を持っているので、とりあえずX-T1との組み合わせで試してみたいと思います。
リコーGRシリーズは、コンパクトで焦点距離もペンの28mm付きと同等なので、すごく良さそうということに気づきました。35mm判換算28mmレンズは、個人的にしっくりいかない感覚があるので、リコーGRシリーズは、非常にコンパクトで性能もいいけど、いままであまり検討していなかったです。それがハーフフレームでとなるといきなりの有力候補になります。「リコーGRハーフ」の誕生、リコーのハーフサイズカメラの復活といえるかも。新品は入手不可で値段も高いので、中古でさがしてみようと思います。とりあえずさがすだけです。

